ハーブティー
最近ポピュラーになった、バーブティ。
日本語でいうなら、XX茶。
「な〜んだ、馴染みがあるのねえ」。とキーちゃん。
簡単ハーブを召し上がれ。
※ハーブティーは種類によって、妊娠中の方や、体の弱った方、赤ちゃんに悪い影響を与えるものがあります。
参考までに効能を記載する場合がありますが、医薬品ではないので効能を保証するものではありません。
ハーブティーの専門書等でお調べになって、上手に利用しましょう。
メニュー
・アップルティー
・マリーゴールド
・ジュズダマ
・オリーブ
・ハトムギ (栽培中)
・茶作りして苗ゲット(お〜い、お茶と苗)
・麦茶
■アップルティー
・効能
リラックス
むいた皮を、かるく茹でるだけ。
おー簡単。
ピンク色で、微かにリンゴの甘さと酸味が楽しめます。ストレートでもおいしいです。
お好みで、砂糖やシナモンなどいれて、3回試すのもお勧めです。
あまったら、冷蔵庫に入れて冷たく冷やしても OK.
残った種は?
植えてみたらいかが...
■マリーゴールド
・効能
防腐、収れん、抗ウイルス、抗痙攣、抵炎症、発刊、解毒、利尿
化粧水として、抵炎症作用による皮膚の伝染病や湿疹に効果的。
・注意
キク科アレルギーの方は避けてください。
コンパニオンプランツとして植えていました。
東関東では、1月でもまだ咲きつづけている所があります。
さて、このハーブは簡単に作れます。
花びらじゃ色あせにくいので、種ができて枯れたものでも、使えます。
まずは、花びらを乾燥させましょう。
図の様に、花びらと種が入っている部分をゆっくり
引っ張ると、花びらだけが外れます。
茶漉しなどに入れて準備OK。
(種は、保管して春にうえましょ)
少し冷ました湯で
ポットに入れます。
直ぐに色が出てきます。
ちなみにこの写真は、50度のお湯を使った場合です。
色が出れば、すぐに頂けま
本来のマリーゴールドのきつい香りはしませんので
飲みやすいです。
ただし長い時間、茶漉しにそのままにしたり
煮込むと、色が濃くなり苦くなります。
おこのみで調節すると良いでしょう。
レモンバーベナやカモマイルとのブレンドもおいしいそうです。
■ジュズダマ
種はハトムギの代用として焙煎して使います。
根は川穀根(せんこくこん)といいます。リューマチ、神経痛、肩こりに煎用します。
・効能
美肌、利尿、消炎、背膿、鎮痛、代謝促進
首都圏では最近見られなくなったジュズダマ(多年草)。
これも、お茶にできるんです。
・そのままフライパンで転がしながら炒る方法(焙煎)→簡単です
・トンカチ、スリコギなどで、種をつぶして焙煎する方法
ハトムギと違って種の皮が固いのが難点。
茶漉しにセットして、 少々色が出るまで弱火にかけます。
香ばしく、それでいて少しコクがある様な麦茶に似た感じでした。
■オリーブ
葉を使用します。剪定後のいらない枝から葉を摘み取ると無駄がありませんね。
・効能
殺菌、抗ウイルス、血圧降下、抗酸化、緩下、利尿
・注意
血圧降下剤を服用中の方、低血圧の方は控えてください。
摘み取った葉は、きれいに洗って日陰で乾燥させます。
この例では、摘み取ってまだ乾燥していない状態でティーを作りました。
葉を入れて、1分ほど弱火で火をかけます。
色は、僅かな緑色でほのかな甘味を感じます。
この後、水出しにして2回ほど楽しめました。
しっかり乾燥させて(茶褐色になります)、はさみ等で適当に切り刻んで、お湯に入れるとやや
スパイシーな香りがします。
■緑茶、紅茶
手作り緑茶や紅茶が出来て、しかも苗までゲット出来ちゃうんです。
緑茶や紅茶、ウーロン茶等は、「茶の木」の葉から作られます。
緑茶の木とか紅茶の木というのはありませんが、緑茶に適した品種や紅茶に適した品種というものが
あるのです。
静岡茶、宇治茶、伊勢茶 等は、その地域と環境で育てられたものの、いわばブランド名であり、
緑茶に適した単種、または複数の品種がブレンドされています。
さて毎年4月〜5月頃、「茶摘フェスタ」とか「茶摘体験」などの催しがあります。
その中の幾つかは、新しい品種の開発に取り組む試験場で行われています。
茶摘した葉を持ち帰る事ができますし、格安で「お茶の木」の苗木を購入する事もできます。
会場を探してみては如何でしょうか?
検索キーワード
茶摘、茶業試験場、新茶祭り、新茶まつり、茶摘体験
【茶摘体験】 みんな無我夢中 【ゲットした茶葉】
酸化しない様にミニアイスノン
で冷やしながら持ち帰ると良い
簡単緑茶の作り方
用意するもの、電子レンジ、キッチンペーパー、ラップ
@ 【平皿に茶葉、ラップ】 A 【チンして手で揉む】 B 【段々葉の形が無くなる】
1.市販のキッチンペーパーがのるくらいの大きさの平皿に100グラム程度の茶葉を広げ、ラップを掛けて
電子レンジ強で3分加熱する。
2.手で触れるくらいに冷まし、キッチンペーパーで水分をとり、浅いざるなどの上で手のひらで転がす様に
3〜5分くらい揉む。目安は葉の中から水分が出てきてネバネバしてくるまで。
3.茶葉をほぐし、同様に電子レンジで2分加熱する。
4.茶葉を冷まして両手にすくい、両手のひらで擦るように揉む。茶葉を針状にするようなつもりで。
5. 3と4を繰り返す。
6.もう一度キッチンペーパーの上に茶葉を広げ、レンジ強で3分加熱して、仕上げる。
7、よく冷ましてから、冠などの保存用容器に入れる。 (以上文献@より引用)
C 【できあがり】
簡単紅茶の作り方
@ 【新聞紙に広げて1昼夜】 A 【チャック付ポリ袋で揉む】 B 【茶葉を広げて発酵】
1.新聞紙などの上に茶葉を広げ、一晩置く(水分をゆっくり蒸発させる)。
2.縮凋した茶葉を、チャック付きのポリ袋に入れて、力を込めて揉む。
そのうち、葉汁が出てきて茶葉がしっとりと濡れてくる。
3.茶葉を袋から取り出し、トレイなどの口が広く浅い容器に茶葉を広げる。
茶葉が葉の汁に漬かり、少し葉が折り重なっている状態にする。
4.乾燥しないように茶葉に濡れた布巾等を掛けて、1〜2時間そのまま放置(理想は30度、湿度100%)。
5.ドライヤー等をつかって、スプーンでかき混ぜながら茶葉を乾燥する。
(以上文献@より一部引用)
C 【できあがり】
■麦茶
麦茶は一般的に、「六条大麦」というものを使います。
六条大麦には、多くの品種があります。
この写真は、春に収穫できるもので肥料を与えなくても元気良く伸びました。
【穂が出てきた状態】 【収穫】
左から「穂」、茎から削いだ「葉」、残りの茎。
茎は、新たなプロジェクトの「麦から帽子」を作るために貯めておくことに。
麦茶は、穂の状態から炒っても良いそうです。
セッタ君は今年も植えるために、種を水に入れて沈んだ重く充実した
種を保存する予定。
水に浮いた軽い種と、保存予定の種の幾つかを混ぜて、麦茶を
作る予定です。
つづく...
参考文献
@・手作りのお茶を楽しむ 山背古道お茶探検隊編 分葉社 ISBN4-902254-08-5
A・茶園管理12ヶ月 木村政美 著 農文協